新型コロナウイルスの福岡県内の感染者が3人目となりました。
1~2例目は福岡市、3例目は北九州市で発症した感染履歴をまとめています。
福岡県内で新型コロナウイルスが発症した場合、患者がどこの病院へ受け入れられるのか調査しました。
目次
新型コロナウイルス感染者【福岡県の感染履歴】
福岡県内での新型コロナウイルスの感染者は現在3名。

新型コロナウイルス感染者【1人目:福岡市】2月20日
概要
年齢・性別:60歳代:女性(福岡市中央区在住)
症状等:入院中(発熱,肺炎 等)
職業:パートタイマー
最近の海外渡航歴なし症状・経過
2月17日 悪寒があり。医療機関Aを受診。熱なし。咳なし。ウイルス性の風邪と診断。自宅療養。
2月18日 発熱(37℃台),自宅療養。
2月19日 勤務先にマスク着用で勤務。タクシーを利用。
2月20日 新型コロナウイルス感染症の夫の濃厚接触者として、感染症指定医療機関を受診し,CT検査の結果肺炎の診断。PCR検査の結果、陽性であることが判明。患者行動歴
中国を含め,最近の海外渡航歴なし。
発症後の行動 2月19日 勤務先にマスク着用で勤務。マスク着用でタクシーを利用。濃厚接触者
同居の家族2名(夫(患者1),子)のみ。
2月20日,子はPCR検査で陰性と判明(健康観察中)。引用元:https://www.city.fukuoka.lg.jp/hofuku/hokenyobo/health/kansen/nCorV.html
新型コロナウイルス感染者【2人目:福岡市】2月20日
概要
年齢・性別:60歳代男性(福岡市中央区在住)
症状等:入院中(発熱,肺炎等)
職業:無職
最近の海外渡航歴なし症状・経過
2月13日より発熱(37.5℃)。咳なし。福岡市内の医療機関Aを受診。自宅療養を指示される。
2月19日発熱が続くため医療機関Aを再受診。レントゲン上,肺野に陰影を認めたため,医療機関Aより保健所をへて感染症指定医療機関Bへ受診・入院。
2月20日未明,PCR検査の結果,陽性であることが判明。患者行動歴
中国を含め,最近の海外渡航歴なし。
発症前2週間前までについては,公共交通機関を使用せず,自転車で移動。
発症後は自宅療養しており,一歩も外に出ておらず,家族以外の濃厚接触者なし。濃厚接触者
同居の家族2名(妻,子)のみ。
2月20日,PCR検査で妻(患者2)が陽性,子は陰性(健康観察中)と判明。引用元:https://www.city.fukuoka.lg.jp/hofuku/hokenyobo/health/kansen/nCorV.html
新型コロナウイルス感染者【3人目:北九州市】3月1日
年齢・性別:60歳代、男性、小倉南区在住
職業:タクシー運転手
基礎疾患:腎疾患(人工透析治療中)
その他:海外渡航歴はなし、新型コロナウイルス感染症患者との明確な接触歴なし。
- 2月19日~:咳あり。
- 2月21日:発熱(37.1度)、咳あり。
- 2月24日:発熱(38.0度)、咳あり。
- 2月25日:発熱(38度台)、咳、呼吸困難あり。市内A医療機関を受診し、入院となる。
- 2月29日:症状改善せず、市内B医療機関に転院。肺炎の指摘あり。
- 3月1日:本市保健環境研究所におけるPCR検査の結果、陽性が判明。県内の感染症指定医療機関に転院し、入院となる。
●現在の状況:県内の感染症指定医療機関に入院中(状態は安定)。
●患者行動歴:海外渡航歴なし。
●濃厚接触者:同居の家族なし。
引用元:https://www.city.kitakyushu.lg.jp/ho-huku/18901196.html
3日1現在、状態は安定。過去2週間以内の海外への渡航歴は無いとのこと。
せきの症状が出た翌日の2月20日~24日までは勤務していたそうです。
男性が勤務するタクシー会社は運転手にマスクの着用を義務づけていたそうですが、実際に男性が着用していたかどうかはまだ不明。
このタクシー会社は、男性が勤務する営業所の営業を2日から2週間程度、取りやめるとのこと。
新型コロナウイルス感染者【4人目:福岡市】3月17日
福岡市内に住む30代女性。
九州大学の外国人留学生の女性が新型コロナウイルスに感染。
・2月19日:日本を出国してフィンランドなどを訪れる
・3月9日:フィンランドなどを訪問し福岡へ戻った直後から38度の発熱やせきの症状
・3月11日:福岡市内の医療機関を受診
・3月16日:発熱とせきの症状が続いたため、保健所に連絡
・3月17日:帰国者・接触者外来を受診して陽性
女性は肺炎と診断されて福岡市内の感染症指定医療機関に入院中。
重症ではないとのこと。
新型コロナウイルス感染者【5人目:宗像市】3月19日
宗像市に実家がある30代の会社員の女性が、新型コロナウイルスに感染。
海外勤務の仕事をしていて、3月中旬までイタリアに滞在していたそうです。
・3月15日:軽いせきの症状
・3月16日:ローマから成田空港に到着し、羽田空港を経由して福岡空港に戻り、空港からは車で実家に帰宅
・3月18日:せきが続いたため、帰国者・接触者外来を受診
・3月19日:検査の結果、陽性が判明
18日に感染が確認された松山市の30代の女性と知り合いだったという女性。
ローマから羽田空港までは、この松山市の女性と同じ飛行機やリムジンバスに乗っていたということです。
現在、県内の感染症指定医療機関に入院し、熱は無く軽いせきが続いています。
新型コロナウイルス感染者【6人目:北九州市】3月23日
北九州市小倉南区役所の国保年金課に所属する40代男性職員が感染。
3月24日に北九州市区役所を閉鎖し、全館を消毒を行っています。
・3月17日:この日まで男性は勤務。喉の痛みやせきの症状
・3月18日:発熱し、三つの医療機関を受診
・3月23日:発熱が続いたことからPCR検査で陽性が判明
海外渡航歴、新型コロナウイルス感染症患者との明確な接触歴は確認されていないとのこと。
同居している家族もいないそうです。
新型コロナウイルス感染者【7人目:福岡市】3月24日
福岡市内在住の40代男性が新型コロナウイルスに感染。
現在は入院中で最近の海外渡航歴はないそうです。
・3月15日:発熱38度台あり。福岡市内のA医療機関を受診。
・3月18日 発熱が続くため、A医療機関を再受診。療養を指示される。
・3月23日 発熱が続くため、A医療機関を再々受診。レントゲン上、肺炎像あり、保健所に連絡。
・3月24日 PCR検査の結果、陽性であることが判明。感染症指定医療機関へ入院。(A医療機関の受診時は、マスク着用)
発症後はA医療機関の受診以外に外出はしていない。
新型コロナウイルス感染者【8人目:福岡市】3月24日
飯塚市の30代会社員の男性が感染。
・3月13日 仕事から帰宅後、発熱(37.3度)。
・3月14日 A医療機関を受診。
・3月15日 症状が改善しないためB医療機関を受診、インフルエンザ陰性。
・3月16日 解熱したため、マスクを着用し勤務。
・3月17日 発熱(38.6度)、咳が出現し、C医療機関を受診。胸部エックス線及びCTで肺炎と診断。D医療機関を紹介受診。
・3月19日 経過観察のため、D医療機関を受診し、胸部エックス線による肺炎像は改善傾向。
・3月21日 再度発熱(38.6度)したため、D医療機関を受診。
・3月23日 経過観察のため、D医療機関を受診。
・3月24日 PCR検査を実施。新型コロナウイルス陽性が判明し、感染症指定医療機関に入院。引用元:https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/bukan.html#A1-2-2
職場への通勤と医療機関の受診は、自家用車を使用していたとのこと。
病院を受診した時はマスクを着用していました。
新型コロナウイルス感染者【9人目:福岡市】3月24日
8例目に感染した飯塚市会社員男性の妻も感染。職業は無職。
・3月22日 発熱(38.5度)、咽頭痛、咳が出現。
・3月23日 D医療機関を夫に同行し、受診。
・3月24日 PCR検査を実施。新型コロナウイルス陽性が判明し、夫と同じ感染症指定医療機関に入院。引用元:https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/bukan.html#A1-2-2
病院を受診した時はマスクを着用していました。
新型コロナウイルス感染者【10人目:福岡市】3月26日
福岡市東区在住の50代会社員の男性が発症。
症状は入院中で発熱、倦怠感、肺炎など。最近の海外渡航歴はないとのこと。
・3月18日 発熱38度台、倦怠感あり
・3月23日 発熱、倦怠感が継続したためA医療機関受診。自宅療養を指示される。
・3月26日 発熱、倦怠感が継続したためA医療機関再受診。A医療機関より保健所へ連絡し、受診調整。帰国者・接触者外来を受診。CT検査の結果肺炎の所見があり、PCR検査実施。
・3月26日 PCR検査の結果、陽性であることが判明。感染症指定医療機関へ入院。引用元:https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/bukan.html#A1-2-2
コロナウイルス発症後は、3月18・19・23日に出勤。
移動は自家用車で県外への旅行等は無し。
新型コロナウイルス感染者【11人目:福岡市城南区】3月26日
福岡市城南区在住の20歳代の無職の男性が発症。
症状は、発熱、倦怠感、肺炎などで最近の海外渡航歴なし。
・3月21日 発熱39度台。かかりつけのA医療機関にてレントゲン検査を実施し、異常なし。
・3月23日 解熱。
・3月24日 再度発熱38度台。
・3月25日 A医療機関より保健所へ連絡、受診調整。
・3月26日 帰国者・接触者外来を受診。CT検査の結果、肺炎の所見があり、PCR実施。陽性であることが判明。感染症指定医療機関へ入院。引用元:https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/bukan.html#A1-2-2
基礎疾患があり、家族の車でかかりつけ医に定期的に通院中。
新型コロナウイルス感染者【12人目:糟屋郡】3月26日
福岡県粕屋郡の30代の会社員の男性が感染。
・3月12日 出国。
・3月13日~16日 スペイン滞在。
・3月17日 英国滞在。
・3月18日 ロンドンから羽田空港を経由し福岡空港に到着。空港から自宅まではバスを利用(帰宅までマスク着用)
・3月24日 発熱(38.0度)。
・3月25日 発熱(37.6~38.0度)が続いたため、粕屋保健福祉事務所の帰国者・接触者相談センターに相談し、帰国者・接触者外来を受診。
・3月26日 PCR検査を実施。新型コロナウイルス陽性が判明し、感染症指定医療機関に入院。
※医療機関の受診は、自家用車を使用。引用元:https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/bukan.html#A1-2-2
新型コロナウイルス感染者【13人目:宗像市】3月27日
宗像市の40代の会社員男性が新型コロナウイルスに感染。
・3月23日 仕事から帰宅後、頭痛、関節痛、食欲不振あり。
・3月24日 発熱(37.8度)。
・3月26日 発熱(38.9度)が続くため、宗像・遠賀保健福祉環境事務所の帰国者・接触者相談センターに相談があり、帰国者・接触者外来を受診。胸部エックス線にて肺炎所見あり。
・3月27日 PCR検査を実施。新型コロナウイルス陽性が判明し、感染症指定医療機関に入院。引用元:https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/bukan.html#A1-2-2
新型コロナウイルス感染者【14人目:福岡市博多区】3月27日
福岡市博多区在住の20代会社員男性が感染。
・語学研修のため、2019年12月30日より米国滞在。滞在先では外国籍1名と同室。(帰国1週間前から同室の方に咳症状あり)。
・3月20日 帰国(羽田~福岡~タクシー)。帰国後は、会社命令で自宅待機。
・3月21日 発熱39度、倦怠感あり。
・3月24日 発熱39度、倦怠感が再発。
・3月26日 発熱39度が継続したため、本人が保健所へ連絡。帰国者・接触者外来を受診。(マスク着用)PCR検査実施(自宅療養を指示され、帰宅)。
・3月27日 検査の結果、陽性であることが判明。感染症指定医療機関へ入院。引用元:https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/bukan.html#A1-2-2
最近の海外渡航歴があり、3月23日の買い物以外の外出はなく、同居家族はいないとのこと。
新型コロナウイルス感染者【15人目:福岡市南区】3月27日
福岡市南区在住の40代会社員の男性が感染。
症状は発熱、咳があり最近の海外への渡航歴はないとのこと。
発症後は、通院以外は自宅療養していたそうです。
・3月20日 発熱37度台。A医療機関を受診。
・3月23日 発熱38度台。B医療機関を受診。
・3月25日 発熱が続くため、B医療機関を再受診。
・3月26日 発熱が続くため、B医療機関を再々受診。
・3月26日夜 発熱が続くため、A医療機関を再受診。CT検査の結果、肺炎の所見があり。
・3月27日 保健所に連絡のうち、PCR検査実施。陽性であることが判明。感染症指定医療機関へ入院。
(A、B医療機関受診時は、本人はマスクを着用)引用元:https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/bukan.html#A1-2-2
新型コロナウイルス感染者【16人目:福岡市南区】3月27日
福岡市城南区在住の20代会社員男性が感染。
11例目の兄にあたり、症状は軽度の咳で最近の海外渡航歴ないとのこと。
発症後は、3月17日・24日・26日に出勤していたそうです。
・3月13日 咳、倦怠感あり。
・3月18日 発熱38度台。咳、倦怠感等あり。
・3月24日 解熱。
・3月27日 11例目の濃厚接触者として、帰国者・接触者外来を受診し、CT検査の結果、肺炎の所見があり。PCR検査を実施。陽性であることが判明。感染症指定医療機関へ入院。引用元:https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/bukan.html#A1-2-2
新型コロナウイルス感染者【17~22人目:福岡市・北九州市・筑後市】3月28日
福岡で新たに6人が感染。
●福岡市内に住む30代の自営業の男性
●福岡市内に住む30代の男性
●福岡市内に住む60代の会社員の男性
●福岡市内に住む70代の自営業の男性
●北九州市に住む50代の自営業の女性
●筑後市に住む20代の女子大学生
新型コロナウイルス感染者【23~25人目:福岡市】3月29日
3月29日に福岡で新たに3人が感染。
●福岡市南区に住む30歳代の自営業の男性
・3月21日 発熱38℃台、咳あり。
・3月28日 発熱、咳が続くため、A医療機関を受診。保健所に連絡のうえ、B医療機関を受診。PCR検査実施。
・3月29日 陽性であることが判明。C医療機関へ入院。
●福岡市博多区に住む60歳代の無職の男性
・3月8日からタイに滞在
・3月25日 帰国(羽田-福岡-地下鉄)
・3月26日 発熱38℃台。
・3月28日 発熱が継続するため、A医療機関を受診。CT検査の結果、肺炎の所見あり。保健所に連絡のうえ、B医療機関を受診。PCR検査実施。(A、B医療機関受診時は、マスクを着用)
・3月29日 陽性であることが判明。感染症指定医療機関へ入院。
●福岡市中央区に住む50歳代の自営業の女性
・3月24日 発熱38℃台。
・3月27日 発熱が続くため、A医療機関に相談。保健所に連絡のうえ、帰国者・接触者外来を受診。CT検査の結果、肺炎の所見ある。(A医療機関には、マスクを着用し、自家用車で受診)。
・3月28日 PCR検査実施。
・3月29日 検査の結果、陽性であることが判明。感染症指定医療機関へ入院。
新型コロナウイルス感染者【26人目:宗像市】3月29日
3月27日に公表された13例目の患者の家族が感染。
宗像市在住の20代の無職の男性です。
・3月23日 広島市の友人宅に滞在中、発熱(37.2℃)、筋肉痛、倦怠感が出現。
・3月24日 広島市のA医療機関を受診、アデノウイルス感染症との診断。
・3月25日 解熱。
(3月27日 父親が新型コロナウイルス陽性判明。県内の感染症指定医療機関に入院。)
・3月28日 父親が、当該患者に宗像・遠賀保健福祉環境事務所の帰国者・接触者相談センターに相談するよう指示し、同事務所に来所。その経路は以下のとおり。
友人宅-徒歩-新井口駅-JR-広島駅-新幹線-小倉駅-JR-東郷駅-徒歩-同事務所-徒歩-自宅
・3月29日 PCR検査を実施。新型コロナウイルス陽性が判明し、県内の感染症指定医療機関に入院。
新型コロナウイルス感染者【27~29人目:福岡市・北九州市】3月30日
新たに3人が感染。
●福岡市南区の0歳児の女の子
●福岡市南区の母親である20代無職の女性
●北九州市の60代男性
0歳の女の子は38度台の発熱だが、軽症で食欲もあり。
母親の20代女性には症状がないとのこと。
女性の父親である60代会社員男性が28日に陽性反応でした。(南区の20代の母親と0歳の女の子と同居していた。)
新型コロナウイルス感染者【30~34人目:福岡市】3月31日
新たに5人が感染。
●福岡市早良区在住の60歳代男性(団体職員)
・症状:発熱、咳、肺炎。最近の海外渡航歴なし。
●福岡市東区在住の40歳代男性(自営業)
・症状:発熱、肺炎。最近海外渡航歴なし。
●福岡市博多区在住の40歳代男性(職業不明)
・症状:発熱、肺炎。
●福岡市南区在住の50歳代男性(会社員)
・症状:発熱、倦怠感、肺炎。最近の海外渡航歴なし。
●福岡市早良区在住の30歳代男性(会社員)
・症状:熱感、咳。最近の海外渡航歴なし。
新型コロナウイルス感染者【35人目:糸島市】3月31日

20代の会社員男性が感染。住んでいた地域は京都郡。
症状や行動歴は次の通りです。
・3月19日:糸島市内の実家に帰省
・3月23日:発熱(38.3℃)と全身の倦怠感あり。
・3月24日:A医療機関を受診。
・3月25日~27日:熱が下がったため、会社の寮に戻り勤務。
・3月28日:糸島市の実家に帰省。咳、鼻閉。糸島保健福祉事務所の帰国者・接触者相談センターに相談の結果、自宅待機で様子を見る。
・3月30日:咳、息苦しさがあり、再度、センターに相談。帰国者・接触者外来を受診。
・3月31日:PCR検査を実施。新型コロナウイルス陽性が判明し、県内の感染症指定医療機関に入院。
引用元:https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/covid-19-portal.html#A1-3
海外渡航歴はなく、発症後は終日マスクを着けていたようです。
現在は入院されていますが、症状はないとのこと。
濃厚接触者は糸島市の実家家族の2名。4月1日にPCR検査を行う予定。
勤務先や会社の寮、A医療機関の濃厚接触者についても調査中とのことです。
新型コロナウイルス感染者【36人目:久留米市】3月31日
久留米市で初となる新型コロナウイルス感染者が確認されました。
久留米市内の20歳代女性の大学生。
現在は入院中で、咽頭痛、頭痛、倦怠感、嗅覚・味覚異常(熱なし)の症状。
症状・経過・行動歴
・2月29日 アイルランドにホームステイ
・3月20日 ドバイ・関西国際空港を経由し福岡空港に到着。空港から自家用車で帰宅。
・3月28日 咽頭痛、倦怠感、嗅覚・味覚異常出現。
・3月30日 症状改善せず、帰国者・接触者相談センターへの相談後、帰国者・接触者外来を受診。
・3月31日 福岡県保健環境研究所でPCR検査を実施した結果、陽性であることが判明し、感染症指定医療機関に入院。
帰国者・接触者外来の受診は、自家用車を使用し、症状が出た28日以降は自宅で療養していたとのこと。
新型コロナウイルス感染者【37~46人目:北九州市】3月31日
北九州市で新たに10名の感染者が確認されました。
・北九州市戸畑区:20歳代女性
・北九州市八幡西区:90歳代女性
・北九州市小倉南区:30歳代男性
・北九州市小倉南区:30歳代女性 ※小倉南区役所国保年金課の委託授業者社員
・北九州市西区:10歳代男性
・北九州市若松区:30歳代男性
・北九州市小倉南区:90歳代男性
・北九州市門司区:80歳代男性
・北九州市小倉南区:50歳代女性
・北九州市小倉北区:20歳代男性 ※渡航歴あり
新型コロナウイルス感染者【47人目:久留米市】4月1日
久留米市の40代会社員男性が新型コロナウイルスに感染。
症状は発熱、咳、咽頭痛で現在入院中。
・3月24日頃 39度の発熱、関節痛、咽頭痛、咳、頭痛が出現。
・3月25日 A医療機関を受診。
・3月28日 症状が改善せず、A医療機関を受診。抗生剤を処方される。
・3月30日 症状が改善せず、A医療機関を受診。胸部レントゲンの結果、肺炎の所見あり。帰国者・接触者外来を紹介される。
・3月31日 帰国者・接触者外来を受診。
・4月1日 福岡県保健環境研究所でPCR検査を実施した結果、陽性であることが判明し、感染症指定医療機関に入院。引用元:https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/covid19-hassei.html#0401
新型コロナウイルス感染者【48~52人目:福岡市】4月1日
福岡市で新たに5人が感染。
5人とも最近の海外渡航歴はないとのこと。
●70歳代の無職の女性(福岡市東区在住)症状は(咳、肺炎)
●40歳代の看護師の介護老人保健施設の女性(福岡市博多区在住)症状は発熱、咳、倦怠感
●60歳代の会社員男性(福岡市博多区在住)症状は発熱、咳、肺炎。
●30歳代の会社員の女性(福岡市中央区在住)症状は倦怠感、肺炎。
●70歳代の無職の女性(福岡市中央区在住)症状は、下痢、肺炎。
新型コロナウイルス感染者【53~73人目:北九州市】4月1日
北九州市で新たに17人が感染。
44例目の男性(門司区在住、80歳台)が入院していた新小文字病院の医療スタッフ48名に対し、北九州市保健環境研究所にてPCR検査。
17名の陽性が判明しています。
新型コロナウイルス感染者【74~78人目:糸島市・豊前市】4月1日
●60代の職業調査中の男性(日本国籍)海外在住で英国から妻とともに日本に入国。
・3月21日:咳あり。
・3月22日:発熱(38.5度)、全身倦怠感。
・3月31日:咳が続き、糸島保健福祉事務所の帰国者・接触者相談センターに相談し、帰国者・接触者外来を妻とともに受診。
・4月1日:PCR検査で陽性が判明。
●60代の職業調査中の女性(外国籍・患者74例目の妻)
・3月19日:英国から夫とともに日本に入国。
・3月31日:夫の咳が続くため、糸島保健福祉事務所の帰国者・接触者相談センターに相談し、帰国者・接触者外来を夫とともに受診。
・4月1日:PCR検査で陽性が判明。
●50代の会社員の男性(糸島市在住)35例目の家族
他疾患で入院中(発熱、呼吸器症状なし)
・3月31日:息子が新型コロナウイルス陽性判明
・4月1日:PCR検査で陽性が判明。
●50代の職業調査中の女性(糸島市在住)35例目の家族
・3月27日:発熱(38.3度)あり。A医療機関受診。胸部エックス線検査異常なし。
・3月27日:B医療機関受診。インフルエンザ(-)。
・3月31日:息子が新型コロナウイルス陽性に。
・4月1日:PCR検査で陽性が判明。
海外渡航歴はないとのこと。
●40代の自営業の女性(豊前市在住)
・3月31日:発熱(38℃代)A医療機関を受診。
・4月1日:発熱が続き、呼吸が苦しくなったためB医療機関を受診し、肺炎あり。陽性が判明。
海外渡航歴はないとのこと。
新型コロナウイルス感染者【79~100人目:福岡市・北九州市・糸島市・中間市・行橋市】4月2日
福岡市4名 北九州市5名 糸島市2名 中間市1名 行橋市1名 ほか9名が発症
【福岡県】新型コロナウイルス感染者・受け入れ病院はどこ?
報道にあった「感染症指定医療機関」は福岡県にはありません。
ですので、福岡県の場合、受け入れ病院は1か所だけ指定されている、第1種感染症指定医療機関の「福岡東医療センター - 独立行政法人 国立病院機構(古賀市)」とされています。
特定感染症指定医療機関
新感染症の所見がある患者、一類感染症、二類感染症、新型インフルエンザ等感染症の患者の入院を担当させる医療機関として、厚生労働大臣が指定した病院です。(全国で4か所指定)
引用元:http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/kansensitei.html
この「全国4か所」というのは次のとおりです。
①成田赤十字病院(千葉県)
②国立国際医療研究センター病院(東京都)
③常滑市民病院(愛知県)
④りんくう総合医療センター(大阪府)
第1種感染症指定医療機関の受け入れ病院は古賀市にある
特定感染症指定医療機関が無い場合は、第1種感染症指定医療機関というところがあり、福岡県内では古賀市の「福岡東医療センター」の1か所だけとなります。
一類感染症、二類感染症、新型インフルエンザ等感染症の患者の入院を担当させる医療機関として県知事が指定した病院です。(県内で1か所指定)
引用元:http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/kansensitei.html
福岡東医療センター - 独立行政法人 国立病院機構
住所:〒811-3113 福岡県古賀市千鳥1丁目1−1
ただし、病床数が2しかないため、満床の場合や状況によって、第2種感染症指定医療機関へ移ることになります。
第2種感染症指定医療機関の受け入れ病院【福岡県では12か所】
二類感染症、新型インフルエンザ等感染症の患者の入院を担当させる医療機関として県知事が指定した病院です。(県内12か所指定) ※平成27年12月1日現在
引用元:http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/kansensitei.html
【ブロック・病院名称・所在地・病床数】
●福岡ブロック:
福岡市民病院(福岡市)4
九州医療センター(福岡市)2
福岡赤十字病院(福岡市)2
福岡大学筑紫病院(筑紫野市)2
福岡徳洲会病院 春日市 2
福岡東医療センター 古賀市 10
●北九州ブロック:
北九州市立医療センター(北九州市)16
●筑豊ブロック:
田川市立病院(田川市)8
●筑後ブロック:
聖マリア病院(久留米市)6
新古賀病院(久留米市)8
筑後市立病院(筑後市)2
大牟田病院(大牟田市)2
新型コロナウイルス感染者【福岡県の感染履歴】受け入れ病院はどこ?まとめ
現在、新型コロナウイルスの福岡県内の感染者は3名で福岡市と北九州市で発症しています。
福岡県には、全国4か所の特定感染症指定医療機関はないため、第2種感染症指定医療機関か第2種感染症指定医療機関の病院が受け入れ先となります。
これ以上感染が広がらないために、一人一人の心掛けで行動なども注意したいですね。